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リヒト・ファミリー眼科

低濃度アトロピン0.025%(少し濃い濃度)の処方を開始しました。

2021/10/19
 
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マイオピン0.025%点眼液の処方を開始しました

マイオピン0.025%点眼液

当院ではかつてから、近視抑制治療の一環として、マイオピン0.01%点眼液を処方しておりました。【詳しくはこちら。】
今回、少し濃度の高いものが発売されました。より近視の抑制を強くすると言われています。短期的な全身への副作用はほぼみとめられていません。
ただし、長期的な副作用は未知のことが多く、特にリバウンド(※)等の対策をとる必要があるのではないかと、考えられております。
※リバウンドとは、今までお薬で近視の進行が押さえられていたのに、薬をやめることによって、今まで近視が抑制されていた分、普通より進行してしまうこと。
当面の間、これまでと変わらず1本あたり、3,300円(税込み)での処方をいたします。

まずはこれまでどおり0.01%ものから開始を

まだまだ未知のことが多い点眼薬ですので、開始する場合はこれまで通り0.01%のものから開始します。
1年くらい経過を見ていくうちに、近視の進行のスピードが速く方は新しくでたマイオピン0.25%をお勧めします。

リバウンド対策

これまでのマイオピン0.01%と違い、リバウンドが懸念されます。濃い濃度のこちらの目薬は、急にやめるのはよくありません。
ゆえに、やめる際は大きく2つ方法が考えられます。
1つはマイオピン0.01%の濃度が低いものにもどし、半年間様子をみることです。
もう一つはマイオピン0.025%のものを1日おきにかえることです。
ただ、費用の面や目薬の使用期限が大体1ヶ月とかんがえると、0.025%の点眼液1日おきにするのは現実的ではありません。
マイオピン0.01%に戻してから中止することをお勧めします。
院長 リヒト・ファミリー眼科 橘 理人


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