当院のアレジオンLX点眼液0.1%およびアレジオン点眼液0.05%は自主回収の対象外です【対象は飲み薬のドライシロップです。当院では院内処方もしていませんし、飲み薬の処方歴ありません。】

アレジオンLX点眼液0.1%/アレジオン点眼液0.05%は自主回収の対象外です。【対象は飲み薬のドライシロップです】
患者の皆様へ
花粉症の時期ではございますが、残念ながら、鼻炎の薬を中心に次々と自主回収の報道が絶えません。アレジオンドライシロップが対象となっています。目薬は対象外ですので、ご安心ください。当院は現在も過去にもアレジオン・ドライシロップを処方してことありません。
下記のアレジオン・ドライシロップ(後発品を含む)が自主回収の対象です
一部の報道で、先発品の薬品製造メーカーである日本ベーリンガーインゲルハイム社が自社で調査したところ、アレジオン・ドライシロップ内服【後発品のエピナスチン・ドライシロップを含む】の中に許容限度値を超える「発がん性が不明の既知の変異原性物質」に分類される可能性のある分解物が確認されたとの報道があります。同社は自主回収を勧めているようです。また、後発品も自主回収の対象となっています。錠剤は許容範囲内なので、自主回収の対象外とのことです。
記事:https://www.mixonline.jp/tabid55.html?artid=70796
先発品・後発品もふくめ、医療従事者に下記の文書が回っています。
https://www.nichiiko.co.jp/medicine/files/20210315cI1.pdf
目薬は大丈夫です。ご安心ください。
目薬は自主回収の対象外です。ご安心ください。
当院では子供たちを中心にアレジオンLX点眼液0.1%を多く処方しておりますが、内服とは製造工程がことなるために、そのような物質は生じにくいとのことを製造販売元の参天製薬より確認しております。ご安心ください。なお、目薬に関しては、まだ特許が切れていないので、後発品(ジェネリック)はございません。
参天製薬さんのホームページ: https://www.santen.co.jp/ja/
アレグラ(フェキソフェナジン)の飲み薬は大丈夫
アレジオンの飲み薬は全くの別物です。
当院では大人にはアレグラの後発品であるフェキソフェナジンの錠剤を処方することが多いですが、全く別物です。
また、当院でも一時期アレグラのドライシロップを処方していたこともありますが、それも全くアレジオン・ドライシロップとは別物です。ご安心ください。
なお、当院のフェキソフェナジンは日医工製ですが、2021年3月16日現在も自主回収の対象となっておりません。ご安心ください。詳しくは下記のリンクをご覧下さい。
当院ではアレジオン・ドライシロップを処方したことありません
似たような名前のお薬なのでご心配な方もおられると思います。当院では過去にも現在にもアレジオン・ドライシロップを処方したことありません。ご安心ください。
2021/3/16
リヒト・ファミリー眼科
院長 橘 理人